2026年・いま使える補助金・助成金【個人事業主・フリーランス版】
2026年度は制度の名称変更や新設もあり、知らないだけで損しているケースも。今回は今月時点で申請できる・準備すべき制度を厳選して解説します。
まず「もらえるお金」の種類を整理しておきましょう。似ているようで性質が大きく異なります。
| 種類 | 特徴 | 審査 | 返済 |
|---|---|---|---|
| 補助金 | 政策目標に沿った事業への支援。予算に上限あり | あり | 不要 |
| 助成金 | 雇用・職場環境改善が目的。要件を満たせば原則受給可 | 比較的緩やか | 不要 |
| 給付金 | 緊急時・特定状況への一時的支援 | 状況による | 不要 |
販路開拓や業務効率化に取り組む小規模事業者(個人事業主含む)を支援する定番の補助金です。チラシ制作・ホームページ作成・展示会出展などの費用が対象になります。
対象:商業・サービス業は従業員5名以下、製造業等は20名以下の個人事業主・法人
申請に必要なもの:商工会・商工会議所が発行する「支援確認書」が必要なため、早めに地域の窓口へ相談を。
2026年度から「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更されました。会計ソフト・在庫管理・受発注システムなどのITツール導入費が補助対象です。
フリーランスへのおすすめ活用例:請求書管理ソフト・プロジェクト管理ツール・経費精算アプリなど
注意:IT導入支援事業者(登録ベンダー)を通じて申請する仕組みのため、まず対応ベンダーを探すことが第一歩です。
パートや契約社員などの非正規雇用者を正社員転換した場合に支給される助成金です。従業員を雇っている個人事業主も対象になります。
個人事業主でも使える条件:雇用保険の適用事業主であること。非正規→正規転換の実績があること。
廃業・休業などで収入が大幅に減少した場合、家賃の一部を自治体が直接支給してくれる制度です。廃業後2年以内、または収入が廃業と同程度まで減少している方が対象です。
相談窓口:お住まいの自治体の「自立相談支援機関」へ。支給額は地域・世帯人数によって異なります。
- 開業届を提出しているか — ほとんどの補助金で「税務署への開業届提出済み」が前提条件です
- 確定申告をしているか — 直近の収支が確認できる書類として求められるケースが多いです
- 公募期間を必ず確認する — 毎年2〜3ヶ月で締め切られるものも多く、逃すと次回まで待つことになります
- 後払いであることを把握しておく — 採択後も先に全額自己負担が必要。資金繰りの計画を立てておきましょう
- 地域の補助金もチェックする — 都道府県・市区町村独自の補助金が存在することも。商工会や役所の窓口で確認を
申請の大前提。まだの方は早急に手続きを。済んでいる方は書類をすぐ出せる状態に整理しておきましょう。
締め切り前に商工会・商工会議所へ。「支援確認書」の発行に時間がかかる場合があります。
第2次締切は2026年6月15日。対応ベンダーを通じて申請する仕組みのため、今すぐ動き始めましょう。
- 今回紹介した制度の中で、自分が活用できそうなものはありましたか?その理由も教えてください。
- 補助金・助成金を申請したことがある方:実際に申請してみて難しかったこと、よかったことを教えてください。
- フリーランス・個人事業主向けの公的支援が「使いにくい」と感じたことはありますか?何が障壁になっていると思いますか?
- 補助金以外に、資金繰りや事業投資のためにどんな工夫をしていますか?
・中小機構「最新(2026年度)小規模事業者・中小企業向け補助金スケジュール」(2026年5月12日更新)
・中小企業庁「デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)」
・厚生労働省「住居確保給付金」「キャリアアップ助成金」
・小規模事業者持続化補助金事務局(商工会・商工会議所経由)
※ 各制度の詳細・最新情報は各公式サイトをご確認ください。公募期間や要件は変更される場合があります。
